環境整備  親子活動~やりたいことができる場所づくり~(2022.10.16)

10月16日(日)晴天

親子活動にはもってこいの秋空となったこの日。
28組の親子や職員の総勢約100名が集まっての保育園内環境整備。園庭から保育室まで、子ども達のやりたいことが実現できる環境づくりに取り組みました。
日頃の子ども達の活動の様子と保育園の教育・保育の方針・ねらいから、今日の活動の趣旨説明をしたあと、グループに分かれて作業開始。
 ・うさぎ組ロフト   
     ・園庭用屋台、テーブル   
 ・スコップ片付け棚   
    ・ふるいとバケツ片付け棚   
 ・なんでも棚   
         ・築山丸太の入れ替え   
 ・ピザ窯でのピザづくり               

以上、7グループが職員と保護者の方でそれぞれしながら作業がすすみました。
                

 子ども達も自分達のできることをがんばります。
 砂場の砂の入れ替えや石拾い。お父さんやお母さんの頑張りを感じながらの活動は、いつにもまして意欲的。
 友だちと力を合わせてするうちに、自然に役割分担するところが子ども達のすごいところ。自分達も仕事をしているんだ!という気持ちが伝わってきます。

作業は順調に進み、ピザ屋「にしでんハット」のピザが焼けるころには、ほぼ完成。
ピザの美味しそうな匂いに誘われてお店の前には行列が…。
今回のピザづくりは、フレッシュな保育者(保育者1.2年生)が何度もピザ窯でピザを焼いて試作を重ね完成させた渾身のピザ。野菜スープとサイドメニューもつけて商品化にこぎつけたもの。みんながおいしそうに食べる笑顔をみると嬉しさがこみあげてきたようです。
園庭のすきな場所で食べたピザランチ、おいしかったね。

保護者の方と職員、そして子ども達がつながり合って西田地方保育園をつくり上げていく日々のなかの一日。
こどもを真ん中においた保育を保護者と共にデザインすることは、子どもはもちろん保護者の方にも西田地方保育園を大好きになってもらえる近道のような気がします。
あちらこちらから、笑い声や電動ドライバーの音、木材をきる音、「せ~の!」の掛け声、そして子ども達のはしゃぐ声…活気にあふれた一日でした。
明日から、子ども達がどんな風にこれらを使って遊びや生活に取り入れていくのか…楽しみでなりません。
保護者の皆様、本当にありがとうございました。
そして皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
                   

「運動会」という名前をやめた理由(わけ)(2022.08.26)

8月26日

 お盆が過ぎ、朝夕の涼しさにちょっとホッとできるこの頃です。
9月を迎えるにあたり、保育園でも水あそび中心の生活を終え、次期の活動に向けた計画をすすめているところです。
これからは、気候もよくなり子ども達はいろいろな活動・経験を通して、ぐっと成長する時期です。
その中で例年9月の一番始めに計画される行事の運動会。
保育園生活のなかで各行事をどう捉えるか…。当保育園は昨年から、このことについて職員間で話し合いを重ねているところです。

 日々、私たちは縦割りでない異年齢保育を展開し、子ども達同士のかかわりを大切にした保育、
子どもの主体性・自主性を育む保育展開と環境づくりを実践している中で、運動会になると、
お決まりのようにかけっこをしてリズム体操、団体競技、障害物走…と、保育者がプログラムしたものを当日にむけて毎日練習する…。保護者の方に運動機能の育ちや、集団の中で活動するお子さんがどうあるかを中心にお伝えし、頑張る気持ちや最後までやり遂げた達成感を得る子ども達をみていただけるよう、子ども達に励ましたり上手にできたことを褒めたりしながら本番に期待がもてる援助をしてきました。誰のための運動会なのかと、自問自答しながらも定番の運動会をしてきた経緯があります。

 今、子どもを真ん中にした保育園を目指す西田地方保育園の園長となり、子ども達に育ってほしい姿を考えた保育の方法とその中で暮らす子ども達の活き活きと活動する様子を、どう生かし表現できる運動会にと考えたとき、いままでの「運動会」にとらわれることをやめようと思い、「運動会」という名前もなくしました。年長児を中心にして話し合いで決めた新しい名前が「あおぞらフェスティバル」。
「なんかおもしろそう」「ワクワクするね」「パパやママも一緒にするんでしょ?楽しみ~」「フェスティバルってお祭りみたいなことだよね」などと、いう子ども達の期待と想像が膨らんでいます。
各年齢それぞれの内容は、これから子ども達が担任と話し合いをして決めていきます。子ども達が今までの経験や年長さんの憧れの姿から想像する運動会のイメージとあわせて、現在興味のある活動、夢中になっている遊びなどが組み込まれていくはずです。当日までの取り組みの過程が、その日に発揮され、子ども達が保護者の皆さんと楽しみながら、みんなが笑顔あふれる一日になることでしょう。

 園庭改造も少しずつ進み、変化している園庭。子ども達はこの園庭が大好きです。
花が咲き、草かげには虫が住み、サルスベリの樹には鳥たちが遊びに来ます。園庭の真ん中にある樫の樹にはどんぐりの赤ちゃんも育っています。新しくワクワクタワーに連結されたアスレチックに挑戦する姿もみられ、子ども達にとっては生活の一部になっているそんな園庭で開催することに、子ども達はもちろん保育者もこだわった「あおぞらフェスティバル」。
 今までの方法では開催できないとなったこのコロナ禍がもたらした発想の転換と、それに向か保育者の意気込み、主体性が今回の「運動会」とう名前をなくすことになった大きなきっかけとなりました。コロナ禍だからではなく、いつどのような時でも、私たちが教育・保育で大切にしていることは変わりません。その根本を忘れず進んでいきたいと思っています。

 保育園行事は、日々の生活に潤いや変化、気づきを与え、それを目標にして生活できることもたくさんあります。また、多種文化や伝統に触れる機会にもなっています。今年度も、コロナ禍でもできることを考え日常を大切にしながら、いろいろな行事を取り入れています。その中で保護者の方も一緒に参加し活動することで、子どもと気持ちを共有できる機会にもしていただけると感じています。
今年の「あおぞらフェスティバル」も、大好きな園庭で青空のもと、実施できることをお天道様にお願いするばかりです。

これからも、大人の成功体験や経験にとらわれず、子どもの好奇心や興味・関心に応じた学びや選択ができる活動と環境構成を考えながら、新しい時代に生きる子ども達の育ちを保護者の方々と楽しみながら支えていきたいと思います。

うれしい花束のプレゼント(2022.08.19)

今日(8月19日)、
年長児のI君から嬉しいプレゼントをいただきました。
先日、保育園で開店したお花屋さんのお花でつくったドライフラワーの花束。
折り紙ですてきにラッピングもされていました。
これならきれいなまま、ずっと飾っておけるね。
ママと考えてくれたんだね。ありがとう💓お母様の粋な計らいもあったことでしょう。
きれいに咲いているお花を愛おしく大切に思う気持ちと、それを大好きな先生にと
持ってきてくれた優しい気持ちが嬉しく、よい一日のスタートとなりました。
I君の感性の豊かさと優しさに触れ、子ども達が身体も心も豊かに成長していることを実感…。

折しも、今日の新聞に「富山市花いっぱいコンクール」の審査結果が掲載されました。
子ども達や保護者の皆様、そして地域の方々のおかげで、花壇の花たちもきれいに咲いて最優秀賞をいただけたことに、
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
今後も子ども達の豊かな育ちを支え、地域に愛される西田地方保育園を目指していこうと改めて感じたのでした。

     

おはなやさん🌼(2022.07.28)

7月28日(木)

園舎前の花壇やプランターの花たちが今を盛りに色とりどりに咲き誇っています。
朝夕に、ながめたりそっとさわったりしてくる子ども達から、お花たちは大きくなる栄養をもらっていたのでしょう。

日々生長する植物の様子をみながら世話をすることは楽しいことです。
花壇担当の用務員は、保育園の子ども達にそそぐ愛情と同じくらいの想いを込めて、花に関わっています。

通りすがりの地域の方からも、「きれいに咲いている花を見て癒されるね」「気持ちが明るくなるわ」「眺めさせてもらってありがとう」などと話しかけてくださることがまた嬉しくて、花の母となる用務員もさらに愛おしさが増してきたようです。

そんな花たちの、「もっと大きくなりたい」というささやきが聞こえてきたような…。そろそろ切り戻しの時期ですね。

その切り戻しで切ったお花をお家でも楽しんでもらおうと花束にしているところに、子ども達が寄ってきました。

「私もつくる~」と、花を選んで花束をつくる様子は、職人のよう。子ども達のセンスと感性が光ります。

やさしく手に取り、かわいい手で束ねた花束はどれも素敵。看板もできて、お迎え時のお花やさんは

大盛況(^^)

「かわいいね~」「どこにかざる?」「このお花、何て名前だっけ?」などと、お家の方との会話も微笑ましく、このかわいい花束が、きっとお家の中にもホッとできる場所をつくってくれることでしょう。

この暑さの中…緊急事態です!(2022.07.02)

今年の梅雨明けは、気象庁観測史上最短だったとのこと。
年々、夏の暑さが厳しく感じられるのは、自分が歳を重ねたせいでしょうか…⁈
それならまだよいのかもしれませんが、四季を楽しむことができなくなる日が本当にやってくるかも…という
話を耳にすると、危機感を覚えると同時に、季節を楽しめない寂しさを感じます。

6月29日、3歳以上児クラスエアコンが故障しました。まさに、緊急事態発生。
すでに猛暑となっていたこの日、突然のことに慌てましたが、
汗だくになりながらも機敏に現状把握をし、子ども達にはいつも通りの対応をする職員がとても頼もしくみえました。
そして子ども達も、違う環境にも柔軟に適応する姿に成長を感じました。
業者の方にみてもらうと、すぐには修復できない重症とのこと…。
さて、どうする…。
3歳以上児約135名。安全な状態で不安なく生活できるように。
ここで職員のチームワークが発揮されたのでした。
かろうじて大丈夫だった遊戯室をすぐにゾーン化し、未満児クラスの子ども達にも協力してもらいながら、子ども達の生活環境を確保しました。
今ある環境を最大限に活かし、子ども達を守る。職員の判断、決断の速さと行動力に安心したと同時に、
保護者の方のご理解とご協力にも感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 

緊急で困難な時こそ、私たちの力が試されるのだと改めて感じます。そのためにも、日々の積み重ねの大切さを痛感。
子ども達を真ん中にした職員間、そして保護者の方々との関係性こそが、子ども達の健やかな育ちを守ることに繋がることを。

保護者の皆様には、この緊急事態はいつまで?という不安がおありかと思いますが、子ども達のパワーは衰えず元気で生活できていることが救いです。何卒、今しばらくご理解いただきますよう、重ねてお願い致します。
業者の方には最善の努力をしていただき、一日も早い復旧を願うばかりです。

そして、今日(7月2日)は、職員のAED講習会。
命を守るため、常に最善を尽くすためのアップデートは欠かせません。
 

学び続けること(2022.05.18)

令和4年度が始まり、約1か月半。
こども達の泣き声も少なく、小さくなり、代わりに笑い声が聞かれるようになったこの頃。
そして、新規採用者を交えた新しいチームで動き出した職員も、子どもはもちろん大人同士の気持ちを探りながら日々生活。
教育・保育の進め方も日々悩みながら…。子ども達も毎年違えば、チームも変わる。「今までは。。。」や「去年は。。。」は通用しない。
今、目の前の子ども達とどう向き合い育ちを支えていくかを常に考え、話し合いを重ねながら日々の保育をすすめている。

そんな中、今年度初の園内研修は コドモノミカタ代表 井桁容子先生をお迎えして実施することができ、職員の悩みや不安を解決する糸口を見つけていただけた。
子ども一人一人の育ちをいかに理解して、一緒に豊かに生活するか…。
子どもも大人も、互いの信頼関係のもとに、穏やかな時間(とき)が流れるように。それらを保障できる環境を工夫する柔軟さを忘れず…。

「みているよ!」「やってごらん…」そんな心もちをもちながら、明日も子ども達の笑顔に出会えるように、ワンチームとなって私たちは学び続けていく。

森のちから(2022.04.27)

4月26日(火曜日)一人

今年初の東黒牧の森に出かけた年中組。一人ひとりが想い

友だちと想いが重なると、いつの間にか、いくつものグループが…。

ひとりで…。友だちと…。森のなかでは、穏やかに時が流れます。

言葉がなくてもこころは通じ合えてるね。

   

 

 

 

春!満開!(2022.04.20)

4月20日(水ようび)

保育園園舎前のチューリップやパンジーが色とりどりに花を咲かせました。

冬の間、雪の下でこの日をじっと待っていたこの花たちのなんて愛おしいこと。

先日、入園式を終えた子ども達も少しずつ笑顔が見られるようになりました。これからの未来、日々成長してゆく子ども達にとってこの保育園生活が、チューリップが雪の下で出番を待つ時期のように例えられるかもしれません。友だちや保育者などいろいろな人と関わりながら、たくさんの経験を通して、じっくりと焦らず、でも確実に花を咲かせる準備をしていくのです。花びら一枚一枚の色や形が違う花壇の花たちを眺めながらそっと触れると、子ども達の顔が浮かんできました。

         

先日、地域の方が、「花壇を眺めていると心が癒され、元気になれる」と言ってくださいました。別の日には、「バスに乗るのをやめて、わざわざ自転車で通ったのよ」と、自転車をひきながら話しかけてくださいました。地域の方々の有難い言葉に、保育園の子ども達も、そんな地域の方に温かく見守らながら生活していることを感じ、嬉しくなりました。

園庭には、新しく仲間入りしたシラカシの新芽が息吹き、姫りんごの木はピンクのかわいい花を咲かせています。

今日も、暖かな日差しに誘われて、園庭に繰り出してくる子ども達を迎えてくれるんだろうと思いながら眺めた朝でした。

   

新年度スタート!(2022.04.06)

令和4年度がスタートして数日。
進級が嬉しくてスキップして登園するお子さん、おうちの人と離れがたくて涙するお子さん、ちょっと不安だけど頑張る気持ちで勇んでいこうとするお子さんなど、一人ひとりが幼いながらも、新たな節目におもうことがあるのだと感じます。
 私たち職員も新体制になり、一日も早く保護者の皆様に名前を覚えていただいて、信頼関係を築きたいと気持ちを新たにスタートしました。
 そして、今日は近くの磯部川沿いまでお花見散歩にでかけた大きい組。

歩きながらの子ども達の会話…
「さくらってピンク色だよね。この花、しろ色だからさくらじゃないんじゃない?」
「えっ、お花見ってさくらをみることでしょ?お花見さんぽに行くよって言われたでしょ。だからこれ、さくらだよ。」
「もこもこできれいだねー」
「さくらの下でお団子だべるん?」
…などなど。

 その会話の楽しいこと。聞いているだけで、思わず笑顔に…。
子ども達と一緒の私のお花見は、穏やかな時間となりました。

地域の皆様へ ~早くも師走となりました~(2021.12.20)

いよいよ雪の季節がやってきました。天気予報の”不要不急の外出は避け、大雪に備えてください”との報道にドキドキしながら週末を迎えたところです。また、こんな日々が続くのかと不安にもなりますが、子ども達にとっては、四季折々の自然を感じながら五感を働かせながら生活するには必要な富山の季節といえますね。

さて、12月上旬、年齢毎に行った生活発表会が終了しました。日ごろの保育園生活の中から、子ども達自身が表現したいことや経験で知り得たことをクラスで話し合い、お話づくりをしたものを劇遊びとして披露しました。今年は、子ども達にとっても東京オリンピックの開催が印象的だったので、随所にオリンピック関連のものが盛り込まれました。子ども達の情報を敏感に察知する力とそれを自分の生活に取り入れていく想像力の豊かさに感心したところです。

今までと違う方法ではありますが、保護者の方とともに子ども達の成長を一緒に感じながら開催できたことにホッとしています。まだまだ新型コロナウイルス感染症拡大防止につき、地域の皆様のご臨席を控えさせていただいていますこと、申し訳なく存じます。また改めて園児の元気な様子をご覧いただけたらと思っております。

今後とも、地域の皆様には当園にご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

【ご報告】

遊戯室に大型アスレチックが完成しました。子ども達は、早速楽しく遊び歓声があがっています。

全身運動を促し、「やってみたい」「挑戦してみよう」の気持ちを育みます。

 

 

うさぎ組ロフト

 0.1歳の子どもたちは、足腰が発達してくると、

這う・立つ・歩く・登る・下るなどの全身を使った運動が活発になってきます。

行動範囲が広くなり、

「あっちに行ってみよう。」「あそこ登ってみよう。」と

行ったことのない場所へと冒険にでかけます。

そんな子どもたちの冒険も平坦な床だけではもったいない!

坂を登ったり、段差を登ったり…。登れない壁にぶち当たったり…。

冒険には、感動がたくさん無いと面白くない!

そこで、保育室の中にも高さがあり、斜面や段差、集中して遊び込める空間のあるロフトを考案しました。

0歳の子も挑戦できるスロープ!
ハイハイやずり這い、柵に掴まりながらでも登れるようにしました。
坂ならではの歩きにくさがとっても魅力的!
外を走る車だったり、窓から見える景色を楽しめるように設定。
窓から差し込む光の暖かさを感じられます。

押入れの上段とつながる3階ロフト。
高い所に楽しそう!登ってみたい!
でも、誰でも登れるような場所ではありません。
腕の力や足腰を一生懸命使わないと
登れない高さに事前に調べて設定しました。
大きくなったら登るんだ!
挑戦したくなる憧れの場所になるようにしました。
ロフトの下では、寝転んだりゆったりとしたり…。
絵本を見ることもあるでしょう。
子どもにとって天井が低く、
狭く囲まれた空間は落ち着ける居心地の良い場所になります。

テーブル

「なにか作りたいな…。」「おうちごっこしたいな。」

そう思うと子どもたちは、自然とテーブルの周りに集まってきます。

「誰かがテーブル使っているから今日はやめよ…。」

そうなってしまっては、せっかくの「遊びたい!」気持ちがもったいない。

子どもたちの「やってみたい!」「遊びたい!」の気持ちを叶えるには、

テーブルがもうちょっと欲しい。

天板の上に広げたい想像(思いを形にしたモノ)を

実現できる環境を整えたいと思います。

丸太の入れ替え

築山を登るための1つの手段として設けた丸太の階段。

大きな樹をただ寝かせただけの階段であるが、平坦では無いため、

登るときは指先に力が入ります。

登りにくい場合には、手指も使って登ります。

そんな丸太の階段も自然物であり、雨風にさらされ次第に朽ち果てていきます。

自然物は、同じ形を保つことが難しいこと、

姿かたちは月日とともに変わっていくことを身近に感じて欲しいと考えています。

バケツ・ふるいの棚

片付けが楽しい!と思える遊具棚。

パズルのピースをはめるように遊具がピタッとハマる感覚を目指して制作したいです。

片付けがしやすいと丁寧に片付けを行うことができ、

ものを大切にする気持ちにもつながると考えています。

また、遊びの中で、数を意識することもでき、

数の概念を理解することにもつながります。

スコップかけ

「使いたいな。」

と思った時にすぐに見つけることができると、

遊びたい気持ちが膨らみ、遊びが持続していきます。

片付けは、きれいに見えてスッキリすることだけが目的ではありません。

では、どんなふうに仕舞おうか。

『見つけやすく、取り出しやすく、片付けやすい。』

当たり前かもしれないけれど

片付ける場所や形には、

子どもたちがじっくりと遊び込むための大事なプロセスがあります。

屋台

 ダイナミックな遊びもいいけど、じっくりと遊べる空間が欲しい。

お店屋さんやおうちごっこが大好きな子どもたちの遊びがもっと広がってほしい。

ということで、既存の屋台と合わせてもう1つ。

以上児園庭に屋台を準備します。

囲まれた空間の中では、”自分たちの空間”として捉え、落ち着いてじっくりと遊ぶことができます。

たくさんのお皿やボール、カップを並べて、気分はお店屋さん。

いろいろなお店が展開され、夢中になって見立て遊びを楽しめるようになったらと思います。