教育・保育目標

教育・保育目標 【やってみたいをカタチに】

  • 環境に自らかかわり、自主的・主体的に活動する元気な 子どもを育てます。
  • 「おもしろそう、やってみたい」を実現するためにチャレンジする子どもを育てます。
  • 自分の思いや考えを伝え合い、相手の気持ちも大切にできる思いやりのある子どもを育てます。

教育・保育方針

  • 愛情を持って一人一人の子どもに寄り添い、生きる力を培う。
  • 一人一人の発達を促す環境作りをし、実体験を通して、考える力や豊かな感性を育む。
  • 家庭や地域の架け橋としての役割を担い、様々な保育サービスを提供する。

教育・保育内容の特色

外遊びを重視した遊び中心の教育・保育活動をします!! 遊びの中に様々な学びがあります。当園では、生活そのものが教育であるととらえています。 お子さんの発達段階や家庭状況にあわせた遊びや体験を通して、人としての土台づくりを目指します。

教育・保育の環境

子ども自らやりたいことを選び、それを満足いくまで活動できる環境を用意します。自由に選んで遊べるゾーンですが、そこにはルールがあり責任もあるということで、子供達に考えさせることも必要としています。

【0.1歳児】

家庭的な雰囲気の中で、一人一人の「游」「食」「寝」を保証できる環境づくり。
  • 愛着関係の築きを安定と考えます。
  • 自我を受け止めること、全身運動(移動)・微細運動(手や指の動き)ができ、探検活動が盛んに行える環境づくりをします。

【2歳児】

「自分のいい〜だめ」の時期。自分の「つもり」と友達の「つもり」があることを理解しながら、友達とのやりとりが経験できる環境づくりをします。

【3.4.5歳児】

自発的に生活をすすめることで自信を持つことができる環境をつくります。
  • 3歳児クラス 「自分でやった!」という満足感を感じられる環境づくりをします。
  • 4歳児クラス 友達と決まりを守って生活し遊ぶことの楽しさを味わうことができるようにします。
  • 5歳児クラス 自分たちで考え、他人に対しての思いやりをもちながら協力して活動します。

【園庭環境】

行事や集会を目的とした平面な園庭より、子どもたちの日々の活動を優先させ、多様な発達段階において自発的な遊びを得られるような、遊びが広がるような魅力がある園庭にします。
  • 発達に即した粗大運動が遊びの中で展開できる環境に。
  • 集団で遊ぶ上でルールを習得できる環境に。
  • 自然や四季を身近に感じられる環境に。
  • 野菜の栽培など、育てることと食育を学ぶためのコーナーをつくります。
 
 
 
 

うさぎ組ロフト

 0.1歳の子どもたちは、足腰が発達してくると、

這う・立つ・歩く・登る・下るなどの全身を使った運動が活発になってきます。

行動範囲が広くなり、

「あっちに行ってみよう。」「あそこ登ってみよう。」と

行ったことのない場所へと冒険にでかけます。

そんな子どもたちの冒険も平坦な床だけではもったいない!

坂を登ったり、段差を登ったり…。登れない壁にぶち当たったり…。

冒険には、感動がたくさん無いと面白くない!

そこで、保育室の中にも高さがあり、斜面や段差、集中して遊び込める空間のあるロフトを考案しました。

0歳の子も挑戦できるスロープ!
ハイハイやずり這い、柵に掴まりながらでも登れるようにしました。
坂ならではの歩きにくさがとっても魅力的!
外を走る車だったり、窓から見える景色を楽しめるように設定。
窓から差し込む光の暖かさを感じられます。

押入れの上段とつながる3階ロフト。
高い所に楽しそう!登ってみたい!
でも、誰でも登れるような場所ではありません。
腕の力や足腰を一生懸命使わないと
登れない高さに事前に調べて設定しました。
大きくなったら登るんだ!
挑戦したくなる憧れの場所になるようにしました。
ロフトの下では、寝転んだりゆったりとしたり…。
絵本を見ることもあるでしょう。
子どもにとって天井が低く、
狭く囲まれた空間は落ち着ける居心地の良い場所になります。

テーブル

「なにか作りたいな…。」「おうちごっこしたいな。」

そう思うと子どもたちは、自然とテーブルの周りに集まってきます。

「誰かがテーブル使っているから今日はやめよ…。」

そうなってしまっては、せっかくの「遊びたい!」気持ちがもったいない。

子どもたちの「やってみたい!」「遊びたい!」の気持ちを叶えるには、

テーブルがもうちょっと欲しい。

天板の上に広げたい想像(思いを形にしたモノ)を

実現できる環境を整えたいと思います。

丸太の入れ替え

築山を登るための1つの手段として設けた丸太の階段。

大きな樹をただ寝かせただけの階段であるが、平坦では無いため、

登るときは指先に力が入ります。

登りにくい場合には、手指も使って登ります。

そんな丸太の階段も自然物であり、雨風にさらされ次第に朽ち果てていきます。

自然物は、同じ形を保つことが難しいこと、

姿かたちは月日とともに変わっていくことを身近に感じて欲しいと考えています。

バケツ・ふるいの棚

片付けが楽しい!と思える遊具棚。

パズルのピースをはめるように遊具がピタッとハマる感覚を目指して制作したいです。

片付けがしやすいと丁寧に片付けを行うことができ、

ものを大切にする気持ちにもつながると考えています。

また、遊びの中で、数を意識することもでき、

数の概念を理解することにもつながります。

スコップかけ

「使いたいな。」

と思った時にすぐに見つけることができると、

遊びたい気持ちが膨らみ、遊びが持続していきます。

片付けは、きれいに見えてスッキリすることだけが目的ではありません。

では、どんなふうに仕舞おうか。

『見つけやすく、取り出しやすく、片付けやすい。』

当たり前かもしれないけれど

片付ける場所や形には、

子どもたちがじっくりと遊び込むための大事なプロセスがあります。

屋台

 ダイナミックな遊びもいいけど、じっくりと遊べる空間が欲しい。

お店屋さんやおうちごっこが大好きな子どもたちの遊びがもっと広がってほしい。

ということで、既存の屋台と合わせてもう1つ。

以上児園庭に屋台を準備します。

囲まれた空間の中では、”自分たちの空間”として捉え、落ち着いてじっくりと遊ぶことができます。

たくさんのお皿やボール、カップを並べて、気分はお店屋さん。

いろいろなお店が展開され、夢中になって見立て遊びを楽しめるようになったらと思います。