おはなやさん🌼(2022.07.28)

7月28日(木)

園舎前の花壇やプランターの花たちが今を盛りに色とりどりに咲き誇っています。
朝夕に、ながめたりそっとさわったりしてくる子ども達から、お花たちは大きくなる栄養をもらっていたのでしょう。

日々生長する植物の様子をみながら世話をすることは楽しいことです。
花壇担当の用務員は、保育園の子ども達にそそぐ愛情と同じくらいの想いを込めて、花に関わっています。

通りすがりの地域の方からも、「きれいに咲いている花を見て癒されるね」「気持ちが明るくなるわ」「眺めさせてもらってありがとう」などと話しかけてくださることがまた嬉しくて、花の母となる用務員もさらに愛おしさが増してきたようです。

そんな花たちの、「もっと大きくなりたい」というささやきが聞こえてきたような…。そろそろ切り戻しの時期ですね。

その切り戻しで切ったお花をお家でも楽しんでもらおうと花束にしているところに、子ども達が寄ってきました。

「私もつくる~」と、花を選んで花束をつくる様子は、職人のよう。子ども達のセンスと感性が光ります。

やさしく手に取り、かわいい手で束ねた花束はどれも素敵。看板もできて、お迎え時のお花やさんは

大盛況(^^)

「かわいいね~」「どこにかざる?」「このお花、何て名前だっけ?」などと、お家の方との会話も微笑ましく、このかわいい花束が、きっとお家の中にもホッとできる場所をつくってくれることでしょう。

この暑さの中…緊急事態です!(2022.07.02)

今年の梅雨明けは、気象庁観測史上最短だったとのこと。
年々、夏の暑さが厳しく感じられるのは、自分が歳を重ねたせいでしょうか…⁈
それならまだよいのかもしれませんが、四季を楽しむことができなくなる日が本当にやってくるかも…という
話を耳にすると、危機感を覚えると同時に、季節を楽しめない寂しさを感じます。

6月29日、3歳以上児クラスエアコンが故障しました。まさに、緊急事態発生。
すでに猛暑となっていたこの日、突然のことに慌てましたが、
汗だくになりながらも機敏に現状把握をし、子ども達にはいつも通りの対応をする職員がとても頼もしくみえました。
そして子ども達も、違う環境にも柔軟に適応する姿に成長を感じました。
業者の方にみてもらうと、すぐには修復できない重症とのこと…。
さて、どうする…。
3歳以上児約135名。安全な状態で不安なく生活できるように。
ここで職員のチームワークが発揮されたのでした。
かろうじて大丈夫だった遊戯室をすぐにゾーン化し、未満児クラスの子ども達にも協力してもらいながら、子ども達の生活環境を確保しました。
今ある環境を最大限に活かし、子ども達を守る。職員の判断、決断の速さと行動力に安心したと同時に、
保護者の方のご理解とご協力にも感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 

緊急で困難な時こそ、私たちの力が試されるのだと改めて感じます。そのためにも、日々の積み重ねの大切さを痛感。
子ども達を真ん中にした職員間、そして保護者の方々との関係性こそが、子ども達の健やかな育ちを守ることに繋がることを。

保護者の皆様には、この緊急事態はいつまで?という不安がおありかと思いますが、子ども達のパワーは衰えず元気で生活できていることが救いです。何卒、今しばらくご理解いただきますよう、重ねてお願い致します。
業者の方には最善の努力をしていただき、一日も早い復旧を願うばかりです。

そして、今日(7月2日)は、職員のAED講習会。
命を守るため、常に最善を尽くすためのアップデートは欠かせません。
 

うさぎ組ロフト

 0.1歳の子どもたちは、足腰が発達してくると、

這う・立つ・歩く・登る・下るなどの全身を使った運動が活発になってきます。

行動範囲が広くなり、

「あっちに行ってみよう。」「あそこ登ってみよう。」と

行ったことのない場所へと冒険にでかけます。

そんな子どもたちの冒険も平坦な床だけではもったいない!

坂を登ったり、段差を登ったり…。登れない壁にぶち当たったり…。

冒険には、感動がたくさん無いと面白くない!

そこで、保育室の中にも高さがあり、斜面や段差、集中して遊び込める空間のあるロフトを考案しました。

0歳の子も挑戦できるスロープ!
ハイハイやずり這い、柵に掴まりながらでも登れるようにしました。
坂ならではの歩きにくさがとっても魅力的!
外を走る車だったり、窓から見える景色を楽しめるように設定。
窓から差し込む光の暖かさを感じられます。

押入れの上段とつながる3階ロフト。
高い所に楽しそう!登ってみたい!
でも、誰でも登れるような場所ではありません。
腕の力や足腰を一生懸命使わないと
登れない高さに事前に調べて設定しました。
大きくなったら登るんだ!
挑戦したくなる憧れの場所になるようにしました。
ロフトの下では、寝転んだりゆったりとしたり…。
絵本を見ることもあるでしょう。
子どもにとって天井が低く、
狭く囲まれた空間は落ち着ける居心地の良い場所になります。

テーブル

「なにか作りたいな…。」「おうちごっこしたいな。」

そう思うと子どもたちは、自然とテーブルの周りに集まってきます。

「誰かがテーブル使っているから今日はやめよ…。」

そうなってしまっては、せっかくの「遊びたい!」気持ちがもったいない。

子どもたちの「やってみたい!」「遊びたい!」の気持ちを叶えるには、

テーブルがもうちょっと欲しい。

天板の上に広げたい想像(思いを形にしたモノ)を

実現できる環境を整えたいと思います。

丸太の入れ替え

築山を登るための1つの手段として設けた丸太の階段。

大きな樹をただ寝かせただけの階段であるが、平坦では無いため、

登るときは指先に力が入ります。

登りにくい場合には、手指も使って登ります。

そんな丸太の階段も自然物であり、雨風にさらされ次第に朽ち果てていきます。

自然物は、同じ形を保つことが難しいこと、

姿かたちは月日とともに変わっていくことを身近に感じて欲しいと考えています。

バケツ・ふるいの棚

片付けが楽しい!と思える遊具棚。

パズルのピースをはめるように遊具がピタッとハマる感覚を目指して制作したいです。

片付けがしやすいと丁寧に片付けを行うことができ、

ものを大切にする気持ちにもつながると考えています。

また、遊びの中で、数を意識することもでき、

数の概念を理解することにもつながります。

スコップかけ

「使いたいな。」

と思った時にすぐに見つけることができると、

遊びたい気持ちが膨らみ、遊びが持続していきます。

片付けは、きれいに見えてスッキリすることだけが目的ではありません。

では、どんなふうに仕舞おうか。

『見つけやすく、取り出しやすく、片付けやすい。』

当たり前かもしれないけれど

片付ける場所や形には、

子どもたちがじっくりと遊び込むための大事なプロセスがあります。

屋台

 ダイナミックな遊びもいいけど、じっくりと遊べる空間が欲しい。

お店屋さんやおうちごっこが大好きな子どもたちの遊びがもっと広がってほしい。

ということで、既存の屋台と合わせてもう1つ。

以上児園庭に屋台を準備します。

囲まれた空間の中では、”自分たちの空間”として捉え、落ち着いてじっくりと遊ぶことができます。

たくさんのお皿やボール、カップを並べて、気分はお店屋さん。

いろいろなお店が展開され、夢中になって見立て遊びを楽しめるようになったらと思います。