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0.1歳の子どもたちは、足腰が発達してくると、
這う・立つ・歩く・登る・下るなどの全身を使った運動が活発になってきます。
行動範囲が広くなり、
「あっちに行ってみよう。」「あそこ登ってみよう。」と
行ったことのない場所へと冒険にでかけます。
そんな子どもたちの冒険も平坦な床だけではもったいない!
坂を登ったり、段差を登ったり…。登れない壁にぶち当たったり…。
冒険には、感動がたくさん無いと面白くない!
そこで、保育室の中にも高さがあり、斜面や段差、集中して遊び込める空間のあるロフトを考案しました。
「なにか作りたいな…。」「おうちごっこしたいな。」
そう思うと子どもたちは、自然とテーブルの周りに集まってきます。
「誰かがテーブル使っているから今日はやめよ…。」
そうなってしまっては、せっかくの「遊びたい!」気持ちがもったいない。
子どもたちの「やってみたい!」「遊びたい!」の気持ちを叶えるには、
テーブルがもうちょっと欲しい。
天板の上に広げたい想像(思いを形にしたモノ)を
実現できる環境を整えたいと思います。
築山を登るための1つの手段として設けた丸太の階段。
大きな樹をただ寝かせただけの階段であるが、平坦では無いため、
登るときは指先に力が入ります。
登りにくい場合には、手指も使って登ります。
そんな丸太の階段も自然物であり、雨風にさらされ次第に朽ち果てていきます。
自然物は、同じ形を保つことが難しいこと、
姿かたちは月日とともに変わっていくことを身近に感じて欲しいと考えています。
片付けが楽しい!と思える遊具棚。
パズルのピースをはめるように遊具がピタッとハマる感覚を目指して制作したいです。
片付けがしやすいと丁寧に片付けを行うことができ、
ものを大切にする気持ちにもつながると考えています。
また、遊びの中で、数を意識することもでき、
数の概念を理解することにもつながります。
「使いたいな。」
と思った時にすぐに見つけることができると、
遊びたい気持ちが膨らみ、遊びが持続していきます。
片付けは、きれいに見えてスッキリすることだけが目的ではありません。
では、どんなふうに仕舞おうか。
『見つけやすく、取り出しやすく、片付けやすい。』
当たり前かもしれないけれど
片付ける場所や形には、
子どもたちがじっくりと遊び込むための大事なプロセスがあります。
ダイナミックな遊びもいいけど、じっくりと遊べる空間が欲しい。
お店屋さんやおうちごっこが大好きな子どもたちの遊びがもっと広がってほしい。
ということで、既存の屋台と合わせてもう1つ。
以上児園庭に屋台を準備します。
囲まれた空間の中では、”自分たちの空間”として捉え、落ち着いてじっくりと遊ぶことができます。
たくさんのお皿やボール、カップを並べて、気分はお店屋さん。
いろいろなお店が展開され、夢中になって見立て遊びを楽しめるようになったらと思います。