子育てお悩みアンケートの結果(食生活を見直そう!)

2023.01.26

 今回、2歳児と3歳児の保護者を対象にアンケートを実施しました。 

アンケートにご協力くださりありがとうございました。(回収率:50%)

 好き嫌いがはっきりする時期は、3歳頃からと言われています。この時期になると今まで食べていたものや見た目などで「嫌い。」と食べたくない意思をはっきりと伝えるようになります。

 そこで『食生活を見直そう』をテーマに3才児の保護者の方にアンケートを実施しました。

 保護者の皆様の意見をご参考にしてみてください。


エピソード

2人の子育てでイライラするお母さん。
「お兄ちゃんなのに、どうして我慢できないの!」とつい上の子を怒ってしまいます。
 子どもが泣いて、言うことを聞かないときには、何もかも嫌になってしまいます。
寝顔を見て「ごめんね…。もう怒らないからね。」と思うのですが、子どもたちが勝手をすると、また頭の中がめちゃくちゃになってしまいます。
 本当はいいおかあさんになりたいのです!


1. エピソードのように、子どもの食生活について悩みや心配なことはありますか?


2. 前の質問で「はい」と答えた方に質問です。
それは、どんなことですか?※複数選択可

※その他:「自分で食べない。」「潔癖でいちいち何でも拭く。」

好き嫌いや食事中の態度が多いようですね。

エピソードのようなことがご家庭では、よくあるできごとのようです。


3. 献立や食事の仕方など、家庭で工夫したり心がけたりしていることがありますか?

※その他:「食べられるものを中心にする。」「とりあえずご飯は、食べてもらう。」

栄養バランスや味付け、分量にも気を配りながら料理されておられ、食事のマナーについてもお子さんと向き合いながら食事に気を配られておられますね。


4. 食生活をよりよいものにするために、これから取り組みたいことや目標を考え、ご記入ください。

お子さんと向き合い、今後の目標を具体的にしてくださいました。

その中でいくつかご紹介します。

おやつについて

・おやつは、適切な量にする。決まった時間に食べさせたい。

・おやつを食べ過ぎていたのを改めてご飯を美味しく感じられるようにしたい。

マナーについて

・つい口調が強くなるので楽しく食べられるようにポジティブな声掛けをしていきたい。

・厳しくし過ぎず、食事を楽しみながらマナーを覚えてもらう。

など、楽しい雰囲気のもとで食事ができるようにと目標立てられた方もおられます。

食事の時間が楽しいもので無いと感じてしまうと、椅子に座ることも食べることも嫌いになってしまいますよね。

『食事の時間=楽しい時間』となるとその場に居たいとなるものです。

食べることの喜びをまずは、雰囲気から感じとられるようにすると良いかもしれませんね。


他の年齢にも実施したアンケートがあります。ぜひご覧ください。

うさぎ組ロフト

 0.1歳の子どもたちは、足腰が発達してくると、

這う・立つ・歩く・登る・下るなどの全身を使った運動が活発になってきます。

行動範囲が広くなり、

「あっちに行ってみよう。」「あそこ登ってみよう。」と

行ったことのない場所へと冒険にでかけます。

そんな子どもたちの冒険も平坦な床だけではもったいない!

坂を登ったり、段差を登ったり…。登れない壁にぶち当たったり…。

冒険には、感動がたくさん無いと面白くない!

そこで、保育室の中にも高さがあり、斜面や段差、集中して遊び込める空間のあるロフトを考案しました。

0歳の子も挑戦できるスロープ!
ハイハイやずり這い、柵に掴まりながらでも登れるようにしました。
坂ならではの歩きにくさがとっても魅力的!
外を走る車だったり、窓から見える景色を楽しめるように設定。
窓から差し込む光の暖かさを感じられます。

押入れの上段とつながる3階ロフト。
高い所に楽しそう!登ってみたい!
でも、誰でも登れるような場所ではありません。
腕の力や足腰を一生懸命使わないと
登れない高さに事前に調べて設定しました。
大きくなったら登るんだ!
挑戦したくなる憧れの場所になるようにしました。
ロフトの下では、寝転んだりゆったりとしたり…。
絵本を見ることもあるでしょう。
子どもにとって天井が低く、
狭く囲まれた空間は落ち着ける居心地の良い場所になります。

テーブル

「なにか作りたいな…。」「おうちごっこしたいな。」

そう思うと子どもたちは、自然とテーブルの周りに集まってきます。

「誰かがテーブル使っているから今日はやめよ…。」

そうなってしまっては、せっかくの「遊びたい!」気持ちがもったいない。

子どもたちの「やってみたい!」「遊びたい!」の気持ちを叶えるには、

テーブルがもうちょっと欲しい。

天板の上に広げたい想像(思いを形にしたモノ)を

実現できる環境を整えたいと思います。

丸太の入れ替え

築山を登るための1つの手段として設けた丸太の階段。

大きな樹をただ寝かせただけの階段であるが、平坦では無いため、

登るときは指先に力が入ります。

登りにくい場合には、手指も使って登ります。

そんな丸太の階段も自然物であり、雨風にさらされ次第に朽ち果てていきます。

自然物は、同じ形を保つことが難しいこと、

姿かたちは月日とともに変わっていくことを身近に感じて欲しいと考えています。

バケツ・ふるいの棚

片付けが楽しい!と思える遊具棚。

パズルのピースをはめるように遊具がピタッとハマる感覚を目指して制作したいです。

片付けがしやすいと丁寧に片付けを行うことができ、

ものを大切にする気持ちにもつながると考えています。

また、遊びの中で、数を意識することもでき、

数の概念を理解することにもつながります。

スコップかけ

「使いたいな。」

と思った時にすぐに見つけることができると、

遊びたい気持ちが膨らみ、遊びが持続していきます。

片付けは、きれいに見えてスッキリすることだけが目的ではありません。

では、どんなふうに仕舞おうか。

『見つけやすく、取り出しやすく、片付けやすい。』

当たり前かもしれないけれど

片付ける場所や形には、

子どもたちがじっくりと遊び込むための大事なプロセスがあります。

屋台

 ダイナミックな遊びもいいけど、じっくりと遊べる空間が欲しい。

お店屋さんやおうちごっこが大好きな子どもたちの遊びがもっと広がってほしい。

ということで、既存の屋台と合わせてもう1つ。

以上児園庭に屋台を準備します。

囲まれた空間の中では、”自分たちの空間”として捉え、落ち着いてじっくりと遊ぶことができます。

たくさんのお皿やボール、カップを並べて、気分はお店屋さん。

いろいろなお店が展開され、夢中になって見立て遊びを楽しめるようになったらと思います。