子育てお悩みアンケートの結果(イライラするお母さん)

2023.01.26

 今回、2歳児と3歳児の保護者を対象にアンケートを実施しました。 

アンケートにご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました。(回収率44%)

 2歳児は、自我が発達しやりたい思いとその過程で、できないことへの苛立ちから言うことを聞いてくれなかったり、反抗することもあります。この時期にはよく見られる姿です。

 そこで『イライラしてしまうお母さん』をテーマに2歳児クラスでアンケートを実施しました。

 保護者の皆様の意見をご参考にしてみてください。


エピソード

2人の子育てでイライラするお母さん。
「お兄ちゃんなのに、どうして我慢できないの!」とつい上の子を怒ってしまいます。
 子どもが泣いて、言うことを聞かないときには、何もかも嫌になってしまいます。
寝顔を見て「ごめんね…。もう怒らないからね。」と思うのですが、子どもたちが勝手をすると、また頭の中がめちゃくちゃになってしまいます。
 本当はいいおかあさんになりたいのです!


1. 何もかも嫌になってしまうお母さんの気持ちが、わかりますか?

「とてもわかる」という回答が8割を超える結果となりました。

子どもは、可愛くて大好きなのに…。とその時の自分の気持ちと葛藤する日を送られたことがある方がほとんどのようです。


2. 子育てでどのようなときにイライラしますか?

・時間がないとき

・朝、急いでいるときに動いてくれない時

・自分の時間が無い、やりたい事が進まない時

・時間の余裕がないのに子どもがぐずり始めた時。

仕事や家事などやらなければならないことがたくさんありますよね。

その中でどうやって時間を作ろうか…と、悩みながら過ごしている中で思い通りに進まないとどうしてもイライラしてしまうのは当然ですよね。

他にも…。

・親の言うことを聞いてくれない場合

・癇癪を起こして何を言っても暴れて収まらない時

・やだやだと発狂したり、地団駄踏んだりして言うことを聞いてくれない時

何を言っても、どうやっても動いてくれない時は、どうしたら良いのかわからずに「もう知らない!」と言ってしまいたくなるとき


3. 2.のような時、あなたのイライラは、どのくらい強いですか?
 最大を100として数字で表してみてください。

80を超えている方が半数以上でした。

子育てが思い通りにいかない時は、大きなストレスになるようです。


4.あなたはそのような時、どのように気分を変えていますか?

・ちょっと離れて休む。人に頼る。

・子どもは、一旦置いておいて、家事に集中する。

・テレビを見て心を落ち着ける。

近くに頼れる人が居たらすぐに頼るのも良いですね。頼れない場合も深呼吸したり、一呼吸置いてみることでイライラが少しでも下がり、子どもへのアプローチも少し変わってくるかもしれません。

子どもは、癇癪を起こした時、すぐに気持ちが切り替わらないことがほとんど。

家事をして少し、時間を置いてから話をするのも良いかもしれません。


5. 4.のようにするとイライラがどのくらいまで和らぎますか?
もう一度、イライラ度を数字で表してみてください。

80以上が半数を超えていましたが、49以下が7割を超えています。

育児にストレスはつきものですが、そのストレスとどう付き合っていくかいろんな人とお話することで、自分に合ったものがみつかるかもしれませんね。


他の年齢にも実施したアンケートがあります。ぜひご覧ください。